5月26日(水)朝 快晴

　
今日は　生前大変お世話になった方の２回目の命日でした




かつろうおじさん。
私の父親と小学校１年生から　６０年以上の付合いの幼なじみです。
生まれたときから私の事を知っていて　なにかと口うるさい　私の
仲人さんです。
父親が死んでからは　私が独立するにあたっての最大の障害で
再々　うちに来て
「どやって喰うていくつもりぞ！馬鹿なことを言うな！」
と　さんざん叱られました。

お墓のあと　おうちに仏壇も拝みに行ってきました。ちょっと惜し
いけど伽羅香をお供えして(笑)　おばちゃんとお話して来ました。
「あの馬鹿！ホントに辞めてしもた！　　ほいでもどうかして喰え
るようにせないかんがのぉ」とか「親が死んだんやけん、代わりし
たらんとしょうがなかろが」とか　言っていたと　おばちゃんが言
ってくれました。(もう 何回も伺いましたが.. 笑)
そのつもりだったのか　商工会に紹介してくれたり　政治家の方と
引き合わせてくれたりしてもらいましたが　私が独立して２ヶ月で
心筋梗塞で死んじゃったから　元々　私はそういう所は　得意でな
かったのでお付合いがまったくできず　しばらくは　正直な所しん
どかったです。　　　　　　迷惑でした..(笑)

とにかく口の悪い人で　敵の多い人でしたが　社会的地位も人格も
とても大きな人で　私はなにかとアテにして頼りにしてましたので
訃報を聞いたときには少しの間　放心してしまいました。

こうして　想い返すと　たぶん私になにかしら期待してくれていた
んだろうと思うし (経済的な事ではないでしょうが..笑)　 彼の方も
もしかしたら　私の事を頼りにしてくれていたのかもとも思います。

.. もっと　しっかりせんといかんなぁ- と 考えさせられます。

死んで　居なくなってしまっても尚
支えてもらっていただいている事に感謝して　合掌。