2010年4月5日月曜日

平成22年4月4日、四阪島


友人家族に連れられて、四阪島へ行って来ました。四阪島には今も住友金属鉱山の工場があって、六十数人の人達が働いているそうです。今年で創業105年だそうです。 住所は今治市宮窪町。


島へ上陸 真ん中の煙突は、銅製錬の頃の物で、もう数十年つかってないそうです。


住友金属鉱山(株)四阪工場


永い間、時がとまった感じ。


なんとも・・・ 味わいがあります。


お弁当も用意してくれてます。 わたしの分もありました。


すばらしい会名だと思いました。想いが詰まってます


お昼まで自由時間。建物の二階に最盛期の資料館がありました。


! お宝です。


ノスタルジックでしょ。この先、工場地は立入り禁止、みんなでウロウロしてたら注意されちゃいました。


山の上に見えるのが小学校校舎。私にしてはめずらしく、やる気マンマンです!


さあ!島巡りへ!!


丘の上に迎賓館。住友財閥の偉い人達が、立派なお客様たちをおもてなししてたそう。もしキレイに修復したら、重文でしょうね。


「ここが島のメインストリートだよ」って、各班のガイドさん達、みなさん懐かしそうです。


さらに10分ほど歩いて。小学校校舎です。


なぜか標本が・・。あまり見たく無いものが入ってます。
なぜか 保存状態 良好です。












職員室だったそうです。


宮窪町立 四阪島中学校
なんにも無くなってました。




小中学校が廃校になった時、島に家族が一緒に居られなくなって、この村は一気に終わりを迎えたそうです。

全国で今起こっている事を思うと、考えさせられます。


さらに上に。



神社があるみたいです
















プールの跡です


女子シャワー室を盗撮するK氏。






ここに何かあったみたいです。



パパさん
「あぁあ・・」って、つぶやいてました

15歳まで暮らしてたそうです。











コン、コン、コン・・。







四世代+おまけ(私)でやって来ました。
コレが四世代目。


大きな水たまりにオタマジャクシがウヨウヨ。
みなさん気分がノスタルジックやったから
「最近こういうのも見んね〜」なんて言ってましたが、
私はあまりの数にキモかったです。
数ヶ月後の大合唱もキライです。


水ポンプ小屋。島の生命線ですね。ここから山頂の水タンクにパイプラインされてました。
もちろん今は使ってませんが。


この船で新居浜方面、今治方面へ連れて帰ってもらいます。今日の参加者160名は近年では最高だったそうです。







この部分は埋め立てで、元は二つの島だったそうです。左側が工場の島で、右側が住居用地の島だったみたいです。



ひとつの島で、みんなで仕事をして、みんなで生活してて、まさに「一島一家」です。距離も時間も離れてしまっても、とても強い絆で結ばれている人達に感動しました。私が育った30年程昔を思い出して、今私が暮らしている村にも近い人の輪はあったように思います。私の暮らす小さなこの村が、両親が暮らして来た村が無くなってしまったとしたら・・・、そう思うと今日のみなさんの気持ちが少し、わかるような気がします。
故郷が無くなった事を納得してしまうのは難しい事だと思いますが . . .
まぁ、そうは言ってもどうしようもないし、お天気も良かったし、みなさん再会をよろこんでうれしそうだったし、友人一家はちっちゃい娘のおかげで文句無く幸せそうやし、私はめったに見れない景色がいっぱい見れてしあわせで、大変良い一日でした。

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